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パッチタイプの女性ホルモン補充薬「クリマラ」

クリマラは肌に貼り付けるパッチタイプの女性ホルモン補充薬で、エストラジオールという成分を有効成分としています。
クリマラには、女性の更年期障害の症状を緩和する効果があります。
更年期障害は閉経前後の時期に起こるもので、ほてり・のぼせ・めまい・動悸・息切れ・発汗など様々な体の不調が現れます。

理由もなくイライラしてしまったり、不眠になってしまうといった精神面の不調が現れることも多くあります。
更年期障害は閉経に伴って卵巣の機能が低下し、女性ホルモンの一種であるエストロゲンの分泌が減少することによって起こると考えられています。
エストロゲンの急激な減少に体がついていくことができないため脳が混乱し、様々な不調を引き起こしてしまうからです。
クリマラに含まれているエストラジオールはエストロゲンの一種なので、不足しているエストロゲンを補うことができます。

また、エストラジオールにはホルモンバランスを整えてくれる効果もあります。
女性ホルモンにはエストロゲンとプロゲステロンの二種類があり、生理周期によってそれぞれの女性ホルモンの分泌量は増減しています。
定期的なリズムの生理周期が生み出されているのも女性ホルモンの働きによるものです。

エストロゲンは主に卵巣から分泌されている女性ホルモンで、排卵を促したり女性らしい体をつくる働きがあります。
クリマラは女性ホルモンを補うことで、ほてりやめまい、ふらつきといった更年期障害の症状を緩和する効果が期待できます。
それからクリマラは、男性が女性化することを目的に使用されることもあるようです。

女性ホルモンの量が増えるので、乳房が膨らむなど女性らしい体つきにしてくれる作用があります。
そのため性同一性障害の男性が、女性化したい時などに効果的な医薬品です。
エストラジオールは天然成分で出来ているので、安全性が高いというメリットもあります。
クリマラは副作用も出にくいと言われています。

1週間使えるパッチなので使い忘れないのが特長

クリマラはパッチタイプなので、肌に貼り付けるだけで有効成分を皮膚から供給することができます。
一度貼ったら、その効果は一週間持続します。
そのため錠剤などの飲み薬に比べて、使い忘れが少なくなるというメリットがあります。

使い方もとても簡単で、下腹部や臀部、背中などに貼るだけです。
また、クリマラは経口タイプの飲み薬よりも、有効成分が緩やかなスピードで吸収されます。
それにより肝臓にかかる負担が小さく、副作用が出にくいと言われています。

ただし、副作用の出方には個人差も大きく、人によっては副作用が現れる場合もあります。
考えられる副作用は、不正出血・吐き気及び嘔吐・むくみ・頭痛・めまいなどです。
パッチを貼っている部分が痒くなったり、かぶれたりすることもあります。

クリマラを使用する際には、皮膚への刺激を少なくするため毎回貼り付ける場所を変えるようにします。
一度貼り付けると一週間効果が期待できますが、剥がれてしまうと粘着力は弱くなってしまうので注意が必要です。
なるべく剥がれやすいところには貼らず、平らな部分に貼るようにする必要があります。
湿疹や炎症などがある部位も避けなければなりません。

クリマラなどの医薬品を使うホルモン補充療法は、薬によって症状を抑える治療法になります。
更年期障害そのものを治すわけではありません。
閉経するまでの数年間薬を続ける場合もあるので、使用が簡単だというのは大きなメリットになります。

ホルモンバランスを整えたいといった時にも利用されています。
また、クリマラは閉経後の骨粗鬆症を予防する目的でも使用されることもあります。
肌に貼り付けるパッチタイプなので、飲み薬や注射が苦手という人にも最適です。